2016年12月24日

永瀬清子の蔵 その4

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合同新聞・・広告とか色々と、現代と変わらない構成の新聞ですが、これは歴史を感じるものです。この新聞には、昭和十七年五月二十八日と書かれています。(この画像をクリックすると、全文が十分に読めるよう拡大できます)
この時の首相は、東條 英機、戦争中の新聞のようです。
時期的には、ミッドウェー海戦の少し前の段階で、破竹の勢いで電撃戦を繰り広げていた頃でしょうか・・
結局のところ、メディアというものを考えさせられる内容のものと、今となっては言えることなのですが、当時は大多数がこれに乗せられたり乗せたりで、一歩引いた感じの目線はありません。
残念な事ですが、この頃と人間の本質が変わるということは無いと思うわけで、現代のメディアが同様に、将来的には「今となっては」というような事を書いたり、放送していたりしていることを思うこともできます。
物事には、一歩引いて見るということも大切なわけですが、今は何かとブームであったり、何かであったりで一極的に人が動く時代だと思います。もちろん以前からそういうところはあったにせよ、年々酷くなっているというのは気のせいでしょうか・・
これは、戦争とかそういう限定した事を言っているわけではなくて、皆が同様に同じ流ればかりに流される時代の思考停止状態について思うことです。

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永瀬清子の蔵の中からは、随分多くのものが出てきました。多くは歴史を感じさせるものです。
この中で作業する中で、ぼくは左親指の爪をういで、右膝の靭帯を損傷してしまいました。
本来なら病院に行くところですが、ある日までに絶対にやっておきたいことがあるので、とりあえず後回しに・・作業中はアドレナリンか何かが出るのか、それほどまでに痛みを感じません。
こうして家で作業をしていると、ズキズキと痛むのですが・・

つづき
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2016年12月15日

永瀬清子の蔵 その3

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今日は、永瀬清子の蔵の中の、自分では動かせないものを外に出す作業でした。
あと、重要なのは、ここを暗室状態にすることです。
非常に危険な作業で、大きな穴が空いている屋根裏の床と柱は朽ちて、いつ底が抜けてもおかしくない状態です。とは言え、虎穴に入らずんば虎子を得ずの感覚で、この屋根裏にものぼって、穴から入る光をふさぐ作業を行いました。これは危険すぎるので、ぼく一人の責任のもと、自分で行いました。屋根裏にのぼる階段は無く、はしごでのぼることになります。
ここの様子は、おそらく永瀬清子生家保存会の皆様も見たことがないのではないかと思います。

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この屋根裏周辺の柱は、完全に折れているため、歩いて近寄れば確実に下に落ちることになります。なので、這って進みながら、強度のありそうなところを探して、何度も外と中を往復しながら黒い紙を貼りました。外観上、確実に動けるのは壁に沿った部分で、そこに板を敷きながら進んで、少しずつ貼っていきます。ここの状態を知っている方なら分かるかと思いますが、けっこう命がけです。
一応これで完成ですが、せっかく屋根裏にのぼったわけで、記録撮影をすることに。
これも、非常に危険をともなう作業ではあります。
写真はそれぞれクリックで拡大します。

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2016年12月12日

撮影を開始したわけですが

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永瀬清子関連の作品の制作を開始したわけですが、ある種の映像の再現が必要だったりします。
ちなみに、この映像はフィルムでも、エフェクトでもなくて、自作レンズによるものです。
これによって、あたかも数十年前のカラーフィルム映像のような撮影を行ったわけです。
モノクローム+エフェクトならばもっと難度は低いわけですが、デジタル処理は所詮デジタル処理なので、物理的な光学パーツそのものを制作する必要を感じたため、これを制作しました。
結果としては、思った通りの映像が出来たので、まずは一安心です。
他、色々と撮影装置を考案中ですが、これによって、あまり見たことのない映像が出来るのではないかと思っております。

色々と立ち会っていただいた皆様お疲れさまでした。
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2016年12月09日

永瀬清子の蔵 その2

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今日も、ひたすら作業です。最近作業着が多いです。これ、ぼく中村智道ですね・・現場が現場だけに作業着が良いのです。
バックにあるのは、永瀬清子の蔵とか生家なのですが、鏡像だから、分からない人は分からないでしょうね・・
これ、車の窓ガラスに映っている様子です。

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外観も撮影します。



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2016年11月28日

中村智道 アニメーション作品上映会 名曲喫茶「時の回廊」

中村智道アニメーション作品上映会 名曲喫茶「時の回廊」
いよいよ明後日になりました。まだ見ていない方も、もう見た方も是非!
11月30日(水)  @  14時開場  14時半上映   A 18時半開場  19時上映
12月3日(土)  18時半  開場  19時上映

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『ぼくのまち』 2007年 カラー 17分
監督:中村智道 音楽:上山朋子
中村智道、アニメーションデビュー作。2004年より、重度の適応障害に陥った中村が、自分の精神の断片を拾い集めるべく、まずPCを覚えるところから開始した、まさに初心者作品。
イメージフォーラム・フェスティバルで受賞後、映画評論家トニー・レインズ氏に認められ、バンクーバー国際映画祭に正式招待。その後も評価され、世界各地で上映された、原点にして傑作。

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『蟻』 2008年 カラー 11分
監督:中村智道 音楽:坂本竜一
アニメーション作品2作目。「ぼくのまち」にて採用しなかったシーンと、新たに作られたシーンを再編集して作られた。「ぼくのまち」と同時に制作されたが、より実験色は強く、ドイツのオーバーハウゼン国際短編映画祭をはじめ、ポンピドゥーセンター、ソフィア王妃芸術センター等、各地の美術館でも発表された、コンテンポラリーアニメーション。

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『天使モドキ』 2014年 カラー 13分
監督:中村智道 音楽:石田雅彦 池田洋子 声の出演:大西千夏 他
中村初のストーリー作品。特殊な視点から構築されるストーリーは、難解ながら話題となった。
フィンランドのタンペレ映画祭でインターナショナルコンペティション部門にノミネートされた他、スウェーデンのウプサラ映画祭でもインターナショナルコンペテイション部門にノミネート、イメージフォーラム・フェスティバルに正式招待、他多数発表されている。

オマケ
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『ホモ・サピエンス』 2016年 カラー 4分
監督:中村智道 音響効果:ウエヤマトモコ
今回はオマケ扱いだが、ただのオマケと思うなかれ。2週間少々で制作されたが、意外にも本格的な、新自由主義を揶揄した中村初のコメディー作品。

11月30日(水)  @  14時開場  14時半上映   A 18時半開場  19時上映
12月3日(土)  18時半  開場  19時上映

※各回  限定20名  † ◆ お店にて 前金入金制 にて予約完了【遠方の方のみご予約承ります】
◆料金◆ 1200円+1ドリンクオーダー   当日 +300円アップ

会場:名曲喫茶 時の回廊 倉敷市下津井田ノ浦1丁目16-22 TEL:070-5522-1622
他のお問合せ:696969bara@gmail.com   中村智道マネージャー  月影 (サロン薔薇と迷宮)

詳しい道順などは、こちらに書かれています。「食ベログ

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永瀬清子の蔵の中 おそらく遺品

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実際に行う仕事は写真撮影では無いのですが、事を起こす前に、個人的に責任上、この永瀬清子の蔵の中を記録しておく必要があると思います。
非常に足場が悪いだけでなく、ほこりも非常に多くて、長期の仕事となると、おそらく機材の破損もまぬがれないという感じです。というか、一台はカメラをお釈迦にする予定ではあります。撮影数が膨大なのです。
蔵の中には、当然、数十年放置された遺品がありますし、これの処理だけでも大変なのですが、正直、数人に手伝ってもらわないと、外に出せないものが沢山あります。
これについては、何とか保存会の方々にも手伝ってもらって外に出さなければなりません。
出さなければならないものは、一人では動かせないものが多いです。中には、入り口の大きさを見ても、どうやって入れたのか分からないようなものまであります。
どうしても出せないものは隅に移動させるとしてなんですが、長期で膨大な仕事になりますし、少しでも早く本題に入りたいところです。

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西ドイツ製のストーブのようです。


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2016年11月27日

命がけで引きこもろうと思います

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ええっと・・保険かけてもらおうと思います。
というのも命がけなんですが、今回の仕事は、色々な意味で命がけであります。
内容については言えませんが、永瀬清子邸の蔵に何か月か引きこもって仕事予定であります。
最近、飲む薬も増えてしまいましたし、制作と言えば、けっこう自分を粗末にあつかうタチでして、体力低下も考えずに重労働やら、頭のおかしい作業を思いついては、人に感謝されないことばかりやっているわけです。
というわけで、迷惑を顧みず、そろそろ死ぬかもとか言いながら作業を続けるのです。
ともかく、昨年から仕事ばかりしているわけですが、今回ばかりは持ちこたえるかどうか微妙ではあります。はい、例につき、これまでの人生で一番過酷な仕事を勝手に思いついて引き受けてしまいました。ぼくはスポーツ出来ないのにスポ根なところがありまして、それにより倒れて色々と台無しにするのが特技なわけです。
とか言いつつ、その過酷な作業が筋トレになったりして作業中は持ちこたえたりするわけですが・・
ところで、この本の表紙、かっこいいですね。

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今日も永瀬清子邸に行きました・・雨ですな・・モノクロなのは理由はありませんが、デジタルにおいては何でもそれっぽくなるインチキできるモードなので使いました。今日はしんどいですしね・・
先日のライブの撮影分早く処理しないといけませんね・・しんどいけど、早く引きこもるために仕事しないといけません。

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ここ最近の仕事って、だいたい1〜2日でやってます・・そういえば・・いったい何が忙しいのか分からないのですが、何かしているそうです。
ぼくは記憶に無いのですね。
仕事の痕跡がデスクトップにあります。
つづき
posted by 超画伯 at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | きよこのくら関連

片山真理さん ライブ&トーク撮影 ルネスホール

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岡山県の依頼で、ルネスホールで行われた、アーティストの片山真理さんのライブ&トークの撮影をいたしました。
昼飯をご一緒したのですが、共通の友人の話などで盛り上がりました。
ところで、ぼくなんですが、よく見たら宇野港芸術映画座のユニフォームですね・・最近色々なユニフォームもらって、そればかり着ている気がします・・
で、撮影と言いながら、実は動画撮影がメインであって、写真まで頼まれていたので、どうしたことかと思ったのですが、ここはシャッター音の出ない動画を中心に撮るということで、写真は少なめ・・申し訳ないですね・・
で、少々撮った写真を一部だけアップ・・

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こちら、主役の片山真理さんです。


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これは、一応動画からの切り出しです・・


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2016年11月24日

人間破壊ツール

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SNSなどやってはいるのだけど、これって非常にしょーもないことで達成感感じさせてしまって、非常に熱量下げるツールだろうと思います。
というか、面倒なので、純粋に宣伝用としか考えることができません。
やってるSNSは今はFBだけなんですが、これが一番たちの悪いSNSであろうことは想像できます。
練ることにも至らないアイデアなどをアップしては、ストレスを安易に発散・・つまるところ才能を小分けして安売りしてるような状態で、何かコツコツとやっていこうと思っても、かなり時間を無駄にするツールでもあったりします。
あと、よく練ったことは難しいので、それが出来ない人からすれば、そういうものが存在しないほうが良いということになります。そして、それが、こういうところに集まる人の大半ということになると思います。つまるところ、安易であり、聞こえの良いことをアップすることが一番の人気集めに見えるということになるのでしょうが、正直それで、実質的実力が上がるわけもなく、時間を無駄にすることと、安易にアイデアを消費することと、ある種のエネルギーの蓄積も出来ないのだから、当然ながら仕事は劣化します。更には勝手に権力闘争とか始めたり、面倒くさい張り合いとか喧嘩とかで、生産性の乏しいしょぼい破壊活動みたいな連発で、ほんとしょーもない空間が出来上がるわけです。
こんなところで、さも実力があるように演出したとしても、所詮は張子の虎というか、そんな虎が一部でもつくような言葉すらもったいないような状態にしかならないでしょうし、結局のところ何かを作るとか身につけるというのは時間が必要な事なのだから、ほどほどにとしか言いようがありません。
まぁ愚民支配用のツールですよ・・これは・・つまるところ、考える能力を下げてしまうわけで・・

永瀬清子の関連の作品をつくるので、当然ながら永瀬清子の詩を読んでいる最中です。詩集「あけがたにくる人よ」は、かなり晩年に出版された詩集のようですが、あとがきに興味深い文章があります。

”詩を書くことは自分を削りとる事です。
すこしも自分を削り取っていない詩は世の中に多い。みせびらかす詩、ことばだけの詩は更に多い。
しかしただそれらはこちらに乗り移らないのです。”

引用とかほとんどしないわけですが、ぼくには、非常にしっくりくる言葉です。
この本が80年代の発行だったので、その時代からそうだったということになるのかもしれませんが、今は更に酷いとしか言いようのない有様だと思います。
正直、ここ10年で見ても、いったい何が豊かになったのか分からない状態で、かつて語られたSNSが生み出す明るい未来とやらは、まさに「ことばだけ」だったことが見てとれる感じがあります。

こういう時によく上がるのは成功例ということになるのでしょうが、そういうものは一定以上の人がいれば、必ず現れるのです。自分も自分も!とか思って騒いだところで、その受け皿はどうなんでしょうね?何に対して成功なのかは色々あるとは思いますが、社会全体として劣化して疲弊している以上は、そういうものも、実は減っているということなのではないでしょうか?

皆が手抜きで実力を語り、さもあるように見せる世界・・これって何が豊かになるんでしょうかね??

とか思ったりします。

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2016年11月23日

しんどい

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この1年間ほど、体調がすぐれず、薬を飲みながら、だましだましの仕事を行っています。
人の多いところだと消耗が大きく、仕事の無い時は、極力一人で過ごしている毎日・・目は酷く疲れているので、要件以外はネットもあまり見ません。
とは言いましても、仕事が無ければ生きていくことは出来ませんので、何とか仕事はやっているという感じです。外に出るのも、PCを見るのも制限があって、許容をこえると疲弊して寝込んでしまいます。でも、仕事は歓迎です。それが無いと少なくなった接点も無くなりますし、生きていけませんからね・・
ここ何日かで大きな仕事ができました。
いつも、これで最後だと思いながら全力の作業をしていますが、ついてきたはずの体はついてこずで、色々と考えなければならない時期にきているように思います。
全力と言いましても、体調不良の全力でもありますし、実際の自分の力は出しきれていないのでしょう・・それに、結果数か月倒れるのだから、六分の力で淡々と仕事をしたほうが、合理的だし、結果としては続けることができるのだし、本当は良いと分かっています。
ただ、性格的にそれが出来ないわけです。
行く病院では、「枝葉を落とした良さもある」と、色々な先生に言われる日々・・そういった良さが、ぼくにも出せるのでしょうか?
たまたま、永瀬清子の話が来ましたが、色々と考えるチャンスなのだと思って取り組もうと思っています。
posted by 超画伯 at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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