2022年10月20日

制作中 実は、疲労でしばらく止まっていたのだけど

645Z4628_DxO_05.jpg
Ants+ の制作は、長期取材の疲労のため、しばらく休んでいたのですが、そろそろ制作しないストレスが溜まってきたので開始です。いえ、制作しないと、それはそれで死にたくなるわけです。制作しても死にそうになり、制作しなかったら死にたくなる。本当に困ったもんですね。
今回の作品に関しては、コンペとか度外視ですね。通る目的でしない予定。というのも、そういうのも邪念が入るからです。基盤の無いぼくがコンペを基準にしないというのは、けっこうしんどいと言えばしんどいです。ただ通すだけなら、いつでもできるんです。ですがね、FUNIさんとの交流で得たイメージを極限まで澄んだものにしたいわけです。実際、良い作品が出来つつあると思うんですよね。いや、これはFUNIさんのおかげですよ。
おそらくですが、異なる視点を持った異ジャンルの人、それも懐の深い人物とでも言いましょうか、そういう方々との制作は、必ず良いものになるという印象です。相乗効果とでも言いましょうか?
つまんない人というか奥行きの無い人と関わると、正直作品の質は落ちると思う。人間は、良いほうにも悪いほうにも引っ張られるわけですよ。
これまで、散々裏工作されたり、なぜかカルト集団(マルチ)に圧力かけられたりで、それでもそういう所に考えを合わせなかったわけですが、気持ち悪い笑顔の裏側には悪意しかなかったわけですよ。というか、なんでマルチが群れて偉そうにしてるのか?業務停止食らうような連中ですよ?こういう輩は、ぼく本人に通じないと思ったら、身近な人を攻撃してくる。いや、こういうのが今まで通用してきたのが田舎のアートなわけですよ。しがらみとしても酷い。
ともかく、きちんと制作、チンピラはガン無視で良い。そういう悪意をそらす事ができるようになるのが課題。
posted by 超画伯 at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 写真日記

2022年10月11日

「蟻と人間とぼく」〜中村智道写真展〜 および、拡大版放送のご案内

展覧会、およびテレビ出演のご案内です。

展覧会「蟻と人間とぼく」〜中村智道写真展〜

NHK岡山放送局ハートプラザにて、NHK岡山放送局の主催で、過去の中村智道の作品の展示を行います。

「蟻と人間とぼく」拡大版
10月21日のNHK総合の岡山ローカル放送 @(あっと)okayama 、『ドキュメント20min 蟻と人間とぼく アーティスト・中村智道』のディレクターズカット版(25分拡大版)の放送が行われます。




HHK岡山 イベント・インフォメーション


よろしくお願いいたします。


20221007103058125.jpg

 10月21日の「@okayama」は、蟻と人間の姿を合成して見たこともない作品を生み出すアーティスト・中村智道さんが作品制作に取り組む姿を紹介します。その放送にあわせて、番組で紹介する中村さんの作品を紹介する写真展を開催します。


2022年10月11日


主催NHK岡山放送局
会期2022年10月18日(火)〜10月28日(金)
午前9時30分〜午後5時
※土曜日・日曜日は休館です。
会場NHK岡山放送局ハートプラザ(岡山市北区駅元町15−1)
[アクセス]JR岡山駅西口から徒歩1分
展示内容番組で紹介するアーティスト・中村智道さんの作品20数点を展示
観覧方法入場無料(観覧自由)
放送予定「@okayama『蟻と人間とぼく』」
 10月21日(金)午後7:30〜7:55(総合テレビ・岡山県域)

※放送予定は変更になる場合があります。
問合せNHK岡山放送局
電話:086―214―4714(土日祝除く 午前10時〜午後5時)


posted by 超画伯 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会

2022年09月30日

蓋の中

世の中には、多くの蓋があって、その中にも住民がいる。
蓋の外の人たちは、それが無いものと思って、世の中は美しいと信じていたりする。
蓋の外には、多くの村があって、彼らは蓋の上の重しになっていることにも気がつくこともなく。もし、何らかの人権意識を表している風に見えたとしても、それはファッションとして消費される。
その蓋の現況となっているネオリベラリズムしかり。彼らは、それを気づかず信奉しながら、蓋の重しであり続けようとしている。
それで、この世界が続くのだと信じているのかもしれない。

posted by 超画伯 at 03:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月27日

NHKドキュメント20min. 「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」ネットなどの配信予定

10773427071307967130.jpg
現在、
NHKによるドキュメント20min. 中村智道のドキュメンタリー番組、「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」が配信されております。インターネット配信も行われているので、よろしければ是非見てください。

 

放送日程

NHK 総合: 初回放送 放送日: 2022年9月26日 0時〜 終了

NHK BS1: 放送日:2022年9月27日 17時〜 終了

NHK+:2022年9月26日 0時から1週間

TVer:配信中2022年9月27日 14時〜10月3日(月)0:20 終了予定

NHK オンデマンド:配信中 2023年9月22日まで

他多数配信中

よろしくお願いいたします。

posted by 超画伯 at 18:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月26日

NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」良かった

645Z5386_-2-1536x864.jpg
番組、めっちゃよくできてました!NHKの皆さま、ありがとうございます!

この半年間、色々と大変でしたが、忘れられない経験となりました。
ちなみにですが、中で制作していた作品は、7月中旬〜9月1日と、1枚だけで一月半かかりました。それも最初から追い込み状態。蟻の飼育込みだと半年ですね。

次は、また、誰かをインタビューして撮影です。シリーズ名は、「Ants+ 」新しいマイノリティーの形を見つけるということで、「蟻のような」ぼくが同じような「匂い」のする人々を探す話です。あなたの所に伺うかもしれません!よろしくお願いいたします。

ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」
は、27日 NHK  BS1 にて、9月27日 午後5時から再び放送されます。
見逃した方は是非!

情報は以下に更新していきます。
posted by 超画伯 at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月19日

NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」

10773427071307967130.jpg

このたび、NHKによるドキュメント20min.にて 中村智道のドキュメンタリー番組、「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」が放送されます。


半年近く、密着取材を受け、このように全国放送されることになり、NHKのスタッフの皆さん、被写体にもなっていただいた、ラッパーのFUNIさんとご家族、撮影スケジュールの段取り等のお手伝いをしていただいた津田塾大学の川端浩平さん、この番組に関わってくださったすべての皆様に感謝致します。


以下、番組内容
アリと人間の姿を合成し、見たこともない写真や映像作品をうみだす異色のアーティスト、中村智道。生きづらさを抱えながらも、制作を続ける姿を追うドキュメンタリー。 群れで生き、弱く小さく、匂いで仲間と敵を認識するアリ。人間とよく似た習性を持つアリを使って、中村智道は自分や人間を表現した作品をつくる。例えば、小さなアリが人間の形に並んだ写真は人の弱さや無力感を思わせる。作品は国内外で高い評価を得てきたが、自身はずっと生きづらさを抱えてきた。うまれつきの障害があり、パートナーに支えられて制作を続ける中村。ある日、撮影で出会った親子の言葉が思わぬ気づきをもたらす。

放送日程は、NHK G 初回放送日: 2022年9月26日 0からとなります。

なお、この番組は、NHKオンデマンド、国際放送、TVer、にても放送を予定しております。


よろしくお願いいたします。

posted by 超画伯 at 05:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 記事

2022年09月15日

オキナインコの雛が孵り忙しい

DSC00418.JPG
オキナインコの雛が孵りまして、現在非常に忙しくなりました。他にも忙しい要因は多数あるのですが、これは嬉しい忙しさですね。


DSC00407.JPG
オキナインコ ノーマル? 一番最初に生まれた、ネネ
たぶん普通のグリーンだと思いますが、なんとなく大きい気がします。
まだ活発ではないものの、そろそろ動き回りそうなサイズになってきました。

DSC00401.JPG
オキナインコ ルチノー? 二番目に生まれた、ピノ
目が赤くて黄色いので、ルチノーではないか?と思ってます。親がグリーンと青だったので意外だったのですが、色々と混ざった両親だったのでしょうか?

DSC00404.JPG
オキナインコ ルチノー? 三番目に生まれた、よもぎ
こちらもルチノーっぽいです。
既に目も開いていて、先日開きました。

これは今後が楽しみですね。
みどりの王様サイトのほうに、書ける日に記事を書いていこうと思います。

posted by 超画伯 at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物・ペット

2022年09月05日

集団の熱狂

本を読んでいて気がついたのだけど、ぼくには群衆の中で一緒に熱狂するというー概念がない。例えばスポーツ観戦、ライブ、地域行事、国家行事、お祭り騒ぎ、そういうもので騒いでる人を眺めるだけで、その中に入った事がない。だからなのか、例えば、現在、ぼくが属している表現世界の中の集団幻想のようなものも冷ややかにみている。あるのは、個人的な対人関係だけだ。
これが何なのか、また病院で聞いてみたら分かるかもしれないが、そういう一体感のメカニズムの説明を読むかぎり、ぼくにはその感覚が無いようだ。普通は、脳内のメカニズムとして、そういうものはあるようだ。
ただ、それはそれで良い事もあるのかもしれない。
posted by 超画伯 at 03:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月04日

マジョリティーの匂い

ぼくのパートナーは、弱者に優しい。
コンビニで、あるお婆さんが、支払い時にお金が百数十円の足りなくてパニックになり、その反応に若い店員もパニックに陥っていたわけだけど、代わりにお金を支払い、店員はお婆さんの荷物を運び、事なきを得た。
こういうことは、案外多くの人はスルーなのだが、パートナーはそうではない。
多くの人の場合、日常的出来事ではない場合、どにようにすれば分からず、見て見ぬふりをする。これは、村の慣習に浸りきった日本人においては顕著だと思う。見も知らぬ他者、つまり「よそ者」に対する共感能力も薄いというのもある。
パートナーには、独自の価値観があって、社会の一般には当てはまらない。世の中で「そういうことになっている」いわゆるステレオタイプにも陥っていない。
たぶん、そこが良いのだろう。

ぼくは、自らの素性を晒すことで、他者のもつステレオタイプを確認している。「仲間ではない」という反応、つまるところ、そういうステレオタイプを人は本能的に持っていて、社会において識別する習性があるのだが、これは「蟻」が持つ匂いによる識別、つまりそういうステレオタイプの認識に非常に近いものだ。

実のところ、人間の行動の9割以上は本能によるものだ。例えば、注射をある人種に打つ場合、同じ肌の色の人種に対しての痛みに関する共感というものが、他の人種に対するものよりも高い事が、脳の活性度合いを見る実験で分かっている。これは、自らにはそういう偏見が無いと思っている人でさえ、脳はそのように反応する。少々寂しい事だが事実だ。それが蟻と同様の「匂い」による「仲間」の認識の一つなわけだ。
その「匂い」を共有する群れというものを、ばくはマジョリティー的なものとして認識していると思う。それが、社会において、多いか少ないか?は大きな問題ではなく、極端に少ない場合を除いて、そのように感じてきた。
ここまでの認識が、ぼくの今後の行動に繋がってくると思う。
おそらく、それでも、それを乗り越えるために知性というものがある。それによって、人間が「蟻」を越えられるのかどうか?の鍵になるのではないか?と思うことにしている。
posted by 超画伯 at 05:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2022年09月02日

キヤノン写真新世紀 30周年記念展「写真新世紀30年の軌跡展−写真ができること、写真でできたこと」

12139870064916756626.jpg


展覧会のご案内

キヤノン写真新世紀 30周年記念展


「写真新世紀30年の軌跡展−写真ができること、写真でできたこと」

に、中村智道が参加いたします。このたびは、このような素晴らしいイベントにお誘いいただき、ありがとうございます。


日時 2022年10月13日(木)〜11月22日(火)10:00〜17:30

*毎週日曜日・祝日は休館日

会場 キヤノンギャラリー S

入場料 無料


どこかで会場に伺うこともあるかもしれませんので、その時はよろしくお願いいたします。


「写真新世紀30年の軌跡展−写真ができること、写真でできたこと」

posted by 超画伯 at 20:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 展覧会