人間でもそうなんですが、基本食になる食べ物のバランスが良ければ健康になるとされています。たとえば、あまり内容が変わらない朝ごはん等をバランス良くすると非常に良いとされていたりします。
当然ながら動物もそうで、最近のペットフードは大幅に改良されて、犬や猫の寿命は飛躍的に伸びていると言われています。そもそも体というものは、口から摂取したもので維持されているわけで、体は、食べ物から作られているわけですね。
ちなみに、うちのインコはペレット食なんですが、基本的にラウディブッシュかマズリの餌を与えています。
数がいるので、大きめの11.3kgを買っても数か月で無くなります。
ただ、移動も多いので、ズプリームとかの餌も買っていて、色々と与えています。
ただ、移動も多いので、ズプリームとかの餌も買っていて、色々と与えています。
成分を見る限り、どれも似たようなものですが、味の好みは若干あるようです。
色が付いている餌のほうが、なんとなく喜んで食べるような気もします。着色料はついているので、気になる方はそういうのが無い餌という感じで良いような気がします。
写真の餌は、ラウディブッシュ バードフード デイリーメンテナンスですね。
これもよく与えている餌です。
ちなみにこの餌は業務用サイズもあるので、鳥の数が多い場合は、そちらがお得です。
若い鳥や、繁殖用に、高カロリーのブリーダータイプの餌もあります。
普段は、肥満にならないようにメンテナンスフードが良いようです。発情を抑えるためというのもあるみたいですが、メンテナンスフードでも発情します・・これはまた、今後の課題ですが。。
ペレットは不味いとよく言われていますが、うちの鳥は普通に喜んで?食べています。
それと、果物や野菜も食べますし、動物性たんぱく質も少々与えたりしています。インコは、種子食ベースの草食と思われている節がありますが、野生だと、動物の死骸に群れて、肉を食べたりしていますし、昆虫とかも食べているようです。種類にもよりますが、つまり雑食です。
元々種子や肉も食べるわけで、けっこうな高カロリー食を食べているみたいですが、家で飼っていると、野生のように飛びませんし、基本、運動不足でしょう。
というわけで、本来の種子等は与えすぎると肥満になってしまうわけです。
ここで、ちょっとうちの餌の成分比較でもしてみます。
マズリ パロット メンテナンス ダイエット
粗蛋白質 15%以上 /粗脂肪 5%以上 /粗繊維 6%以下 /水分 12%以下 /灰 7%以下
トウモロコシ、小麦ミドリング、脱皮大豆ミール、コーングルテンミール、大豆油、亜麻仁、リン酸ー水素カルシウム、炭酸カルシウム、小麦麦芽、醸造乾燥酵母、プロピオン酸カルシウム、塩、DL-メチオニン、L-リジン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス醗酵物、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、乾燥ラクトバチルス・カセイ醗酵物、塩化コリン、乾燥ビフィドバクテリアムサーモフィラム醗酵物、ビオチン、塩酸ピリドキシン、乾燥エンテロコッカスフェシウム醗酵物、β-カロチン、D-アルファ酢酸トコフェロール、メナジオン亜硫酸水素ナトリウム複合体、混合トコフェロールにて保存、コレカスシフェロール、ローズマリーエキス、葉酸、ビタミンA酢酸塩、クエン酸、カンタキサンチン、マンガン(II)酸化物、リボフラビン、アステカマリーゴールドエキス、カルシウムヨウ素酸塩、亜鉛酸化物、チアミン硝酸塩、カルシウムパントテン酸塩、ニコチン酸、ビタミンB12、硫酸銅、硫酸亜鉛、炭酸コバルト、ナトリウム亜セレン酸塩
ラウディブッシュ バードフード デイリーメンテナンス
蛋白質:11.0%以上、粗脂肪:6.0%以上、粗繊維:3.5%以下、粗灰分:3.0%、水分:12.0%以下
カルシウム:0/42%、リン:0.41%、有効リン:0.17%、ナトリウム:0.15%、塩化物:0.23%
トウモロコシ、挽き小麦、大豆ミール、大豆油、アルファルファ、炭酸カルシウム、リン酸-水素カルシウム、塩、L-リジン、DL-メチオニン、L-アルギニン、ナイアシン、二酸化ケイ素、クエン酸、混合トコフェロール、植物油、ローズマリーーエキス、アルファ酢酸トコフェロール、アスコルビン酸、硫酸マンガン、ユッカシジゲラエキス、乾燥酵母、ビオチン、カルシウムパントテン酸塩、酸化亜鉛、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ビタミンA酢酸塩、チアミン硝酸塩、沃化カリウム、ビタミンD3、葉酸、ビタミンB12、プロピオン酸、水酸化アンモニウム、酢酸、ソルビン酸、酒石酸、天然リンゴ香料
とのことです。
うん、成分多すぎてよく分からない。これはメーカーを信じるしかなさそうですが、意外にも安いマズリのほうが材料の種類多いんですね。
上位に書かれている原料は主成分だと思うのですが、何となく家禽類の餌に似たものがあるような・・あれはバランスの良い餌なのかもしれませんね。
ちなみにマズリが安いのは、基本業務用の餌を作っているからだと認識していて、ラウディブッシュも業務用は安いです。
とりあえず、今のところ、この餌で病気知らずな状態が続いています。
ちなみになんですが、うちは餌の粒も小さめにしていて、あまり汚されないようにしています。
大きな粒の餌だと、遊び道具にして、外に投げたりする鳥もいます。小さな餌でもする鳥もいますが、比較少なくなります。
小さな粒の餌ということで、小型インコ用の餌だと思われる方もいると思うのですが、実のところ、大きなインコも小さなインコも同じ成分内容になっていたりします。
メーカーによっては、セキセイ用の栄養が若干異なっている場合もありますが、基本似たようなものみたいですね。
セキセイは太りやすいので、少々カロリーが控えめになっている場合があるように感じます。個人的には、同じよな乾燥地帯に住んでいるモモイロインコとかも、そういう性質の餌のほうが良いのではないかと思ったりしています。
とは言いましても、あくまで平均値・・どのインコに合わせて作られた栄養なのかわかりません。
インコなどどれも似たようなものだろうと考えてる方もいるかもしれませんが、住んでいる場所も違えば、食べるものも違うわけで、鳥種が違えば、人とチンパンジー以上に違う場合もありますので、基本まったくの別種です。インコが鶏を食べたら「共食いだ〜!」とか言う人もいますが、それを言ってしまえば、人間が同じ哺乳類の豚や牛を食べたら共食いということになってしまうぐらい、鶏とは離れています。
犬や猫は品種は色々ありますが、種としては、一種類の動物ということになると思います。
そんな感じなので、どれにも同じ餌で良いのかどうかは不明ですが。例えばオオハナインコには果物を多く与えるとか、おやつに昆虫ゼリーフルーツ味を与えるとか、少し変化を与えたりしています。最近は、オオハナインコは独立して専用の餌もあるようです。ただ、いつも売っているという感じは少なくて、うちからだと兵庫県の相生まで行かないと入手できません。
オオハナインコ専用フードは、プリティーバードから出ているわけですが、アメリカではメジャーですが、日本ではマイナーなメーカーで、専門店じゃなければ入手しにくいというのもあります。ただ、プリティーバードの場合、色々な鳥種専門の餌が出ているので、近所で入手できる方は、こういうのが良いかもしれません。
何度か購入しましたが、どうやら美味しいようです。
上の二つのGIF動画は、キャロットジュースを飲ませている様子です。
ちなみに、オオホンセイインコの皇次郎は、ニンジンが好物なので、非常に助かっています。コボウシインコの緑山は、基本餌が好きなので、大変に助かっております。ただし、何でも食べないので、野菜とかはあまり食べてくれません。
コイネズミヨウムの濃太郎が、最も偏食で餌は大嫌い、種子や肉ばかりを食べたがるので、困っていますね。温めて温度が体温ぐらいのニンジンとか、グリンピース、果物は食べてくれますが・・
それ以外は、皆バランスよく食べてくれていて、これは個体による性格もあるように思います。中型は豆苗もよく食べてくれています。
とりあえず様子を見て、食べる野菜の種類は増やしたほうが良さそうな気がしますね。