ショップブランドなのか何なのか分かりませんが、HOEIやGBやSANKO以外の鳥かごを買ってみました。
というのも、見た感じデザインが良くて使いやすそうだからです。
名前は、小鳥かご 35角55手乗り プラットホーム付 35.6×39.4×55.9cm 1603としか書いていませんでした。
セキセイインコやフィンチに最適と書かれていましたが、写真で見る限り、オウム籠のデザインです。
これ、もしかして中型短尾インコに使えるんじゃないかなと思いましての購入です。
あと、餌箱がゴツそうというのも魅力でした。
値段は、ぼくが購入した時は、送料込みで3400円とお買い得な感じでした。
同価格帯だと、SANKO バードケージ30とかありますが、謎の籠のほうが少し大きな鳥にも対応できそうです。
競合製品ということになると、ホーエイ 35手乗りとか、サンコー イージーホーム バード35BL手乗りとかになるでしょうか?
しかし、それらよりは籠や餌箱に強度がありそうです。
で、到着してみて気がついたことですが、一目見て、網の隙間が大きいというのが第一印象。どう見ても中型サイズ向けな隙間です。あと、出口というか入り口というのか知りませんが、扉がとても大きいという感じです。
工作精度は、HOEIやGBには及ばずですが、小鳥用ケージとしては網が太く頑丈そうで、コボウシインコぐらいのインコの飼育にも最適そうな感じです。幅は、HOEIの35手乗りより少し狭く、高さは少し高い感じです。
ずっと求めていたのですが、これはHOEI 35オウムの旧モデルの後継として使えるのではないかと思いました。重さ的にも。
隙間が大きいわけですが、そうなると鉄のワイヤー本数が少なくなるわけで、若干太くても軽いです。掃除のときは軽いほうが良いですよね?
あと、コボウシインコぐらいの大きさのインコを飼う強度はありそうに見えます。壊すのが趣味みたいな個体には無理かもしれませんが・・
インコを飼っていると、気がつくことですが、インコはフィンチ類とは異なり、高さのほうが重要ということに気がつきます。
デザイン的には、個人的に文句なしで、良い買い物をしたと思いました。案外ですが、小型と大型の間の少し大きな中型短尾インコ用といった隙間に入る商品というものは無かったのです。
ただし、先ほども書いたように、工作精度は高くはないので、多少ペンチなどを使った加工も、組み立て上必要でした。ですが、組んでしまえば、あとは使い勝手の問題になりますので、これで正解です。
餌箱は、一目見て、HOEIやGBのオウム用の物に似ていると思って比較してみましたが、若干小さいようです。ですから、これをHOEIやGBの籠に付けることは可能でしょうが、その逆は無理っぽいです。
プラスチックの材質は、洗面器とかと似たような、少し柔らかい材質です。これは、底板部分も、同じような材質でした。かといって、強度に問題があるかと言えば、ただ割れにくいだけでしょう。あとは安っぽいとかの気分の問題?
試しにドリヤマさんに入ってみてもらいました。
うん、余裕です。なんか、大型のボウシインコがオウム籠に入っているような雰囲気です。
色が黒なのでオシャレでもありますね。あと、網の付き方がホライズンタイプというのもポイント高いかもしれません。
一応、ドリヤマは35オウムの旧モデルとハートフルキャリーが住まいですが、これ気に入ってくれると助かるなぁ・・と言うのも、オウム籠よりハートフルキャリーのほうが好きらしいのです。
単純に、テリトリーが狭いほうが安心なだけかもしれませんが、本能なのか、個体による好みの違いなのかは、複数のコボウシインコを飼っているわけではないので分かりませんが・・
とりあえず、今回は、ドリヤマではなく、ウロコインコのパキラの住まいにすることにしました。
まぁ余裕ですね、ですが、慣れるまでは嫌がるかもしれません。
インコの場合、新しいから好きとかそういうのはありませんよね。慣れて安心な住まいのほうが好きなのは分かりますが、少々傷んできました。HOEIの籠は、繊細で、造りは非常に良いのですが、その分少し弱いかもしれません。網が全体的に細めという印象があります。
オキナは引き続きHOEI使おうと思いますが、ウロコとコボウシはこちらに引っ越ししようかと思います。
この籠の良い点
☆同一クラスの他の籠よりも頑丈そう
☆背が少し高い
☆扉が大きい
☆餌箱が大きく丈夫
☆構造がオウムケージに近く、微妙なサイズのインコに適用できそう
☆とても安い
この籠のイマイチな点
☆工作精度が甘い 若干の加工が必要なケースもありそう
☆底板が洗面器のようなソフトなプラスチックで安っぽさはある
☆HOEIのような繊細さは無い
こんな感じでしょうか?