2012年11月08日

Aシリーズ DiMAGE A1 A2 A200 と森の龍

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KONICA MINOLTA DiMAGE A1/ A2/ A200

DiMAGE A1のCCDリコールのサポートは終わったのですが、CCDはそれを過ぎてから壊れてしまいました・・しばらく、眠りについていたA1なんですが、復活させることにしました・・現在は、ケンコートキナーでサポートされています。CCDの値段は500円程度らしく、あとは技術料だとのこと・・
直す理由ですが、このタイプの機種は、現在は厳密にいうと存在しなくて、同じコンセプトの機種は、Aシリーズしかありません・・個人的には、A200に関してだけは、別のものだと思っています・・どちらかと言えば、DiMAGE 7シリーズのほうがA1、A2に近いという感じ・・というのも、EVFが固定で動かないからで、ぼくが重要視しているのは、この部分だからです。A1、A2に、ミニ三脚を付けた状態で、密林などに入ると、ぼくが持っている装備では、最も軽装なシステムで、十分な表現力を得ることが出来ます。とにかく、ぼくはしゃがみで撮ることが多いのです。一眼レフに、レフコンバーターというスタイルをしばらくやっていましたが、取ったり付けたりがけっこう大変で、素早く何かに対応することができません・・バリアングルの液晶で良いという感覚もあるかもしれませんが、何かが違うという感じです。
あと、復活の理由ですが、単純に、このシリーズの操作系が好きなのと、何よりレンズが好きだからです。このシリーズと、ソニーのR1、リコーのGRレンズ、あとオリンパスのE-10、20シリーズのレンズは特に気に入っていますが、これらを、他のボディーに継承することが出来ません・・一体機はレンズ交換が出来ません・・素子はフィルムのようなものですが、違う素子を得るには交換式もそうですが、ボディーが必要です。一体機はボディーの数だけレンズも増えます。
一体型には、メリットが無いのかといえば、そうではなくて、素子とレンズの最適化という点で言えば交換式を大きく上回り、双方のパフォーマンスを最大限に生かすことが出来るというメリットもあります。両方が専用ということになります。

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(KONICA MINOLTA DiMAGE A1)
復活のA1・・思ったよりもDRは広い感じ・・GRDと比べた感じですが、一回り素子が大きいからなのか、レンズの特性なのか、そういう結果になっているように思います・・
ところでなんですが、この木・・龍に見えませんか?ぼくは何度見ても龍に見えます。



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(KONICA MINOLTA DiMAGE A200)
画質ということになれば、A200が最も良いと言えるかもしれません・・現代的な解釈で言えばの話・・個人的にはA1、A2の絵が好きではありますが、A200は、このシリーズでは最後なので、処理エンジンも良く、isoも50を選択出来るので、基準が64のA2よりも普通に綺麗であることは想像できます。
この木ですが、根のほうから見ても龍の顔です・・朽ちて無くなる前に、きちんと記録しておいたほうが良い気がしてきました・・


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(KONICA MINOLTA DiMAGE A2)
この写真だけ、少し前の写真・・天候の違いもあって、コントラストが高いです・・それとは関係なくA2はコントラストが高めな気がします・・要はDRは狭いということです。



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(RICHO GR DIGITAL U)
DIMAGE A1と同じ位置から・・レンズがDiMAGEのほうが出ているので、少し後ろからのようになっています・・
GRシリーズはコントラスト高いですね・・以前から思っていたのですが、Kマウントで使っても、リコーのレンズはコントラスト高いような気がします・・そういう用途に向いている感じ・・CCDサイズと画素のピッチも関係あるでしょうか?リサイズしているから分かりませんが、当然ながら単焦点レンズだけに、解像感はこちらが上です・・もちろん、収差も非常に少ないです・・このシリーズも名機ですね・・最近重さが大変で、コンデジの出番が増えました・・あと、最近の機種の絵に飽きてきたこともあります。と言いますか、CMOS絵には、最初から拒否感がありました・・今のデジタル一眼は、中判以外はCMOSですが、最初に使ったときに、あれ?という感じで、絶賛されるようなものでは無いと思ってしまいました・・CMOSで感動したのはフォビオンだけです・・これは感覚的なものでしょうが、がっかり感はけっこうなものでした・・まあ、高速、高感度、オートで綺麗に撮れるなど良い面のほうが多いので、流れとしてはそうなるのが当たり前といえば当たり前なんですが、おかげで新機種に興味がわかないので、実用以上に増えていかないのは良いことですね・・

そんなことはさておき、この龍のような木のあるあたりには、石の上などに、さい銭なんかが置かれたりしてます。誰かが、山を奉っているのかもしれませんね・・神社とかそういうのはありません・・
今日は、奥さんが、この木を見たいとのことで、一緒に行ってみましたが、ぼく以外の人も龍に見えるみたいです・・奥さんは、「龍神だ」と言っていました・・


TVショッピングで気になる宣伝を見たので追記・・
コンデジで、「何と1600万画素!」という売り文句・・おまけに、「これが業界基準!」という売り文句・・更に、「だから綺麗!」
申し訳無い・・800万画素で十分です・・2/3センサーで・・半分サイズの1/2.3センサーが1600万画素とかありがたくないです・・たぶん裏面照射型CMOSだろうな・・現在の技術で、2/3型CCDを800万画素で出した方が、見た目にも解像感も高そう・・
ソニーは、そういうセンサー2/3型か1型と、最適化された5〜7倍ズーム、F2通し、1型の場合はF2.8通し、A1、A2同様の操作系のA3を出してほしい・・サイバーショットブランドで良いから・・もちろん、レンズシャッター仕様で・・舞台を撮ったりするには最適な機種になるでしょう・・シャッター音がほぼありませんから・・何より、CCDは陰影が綺麗です。目の肥えたユーザーは買うと思います・・高くてよい。
posted by 超画伯 at 16:35| Comment(5) | TrackBack(0) | 写真日記
この記事へのコメント
こんばんはヂマージュ私も持ってましたよ7だったかな、やたらタイムラグが大きいものでしたE20も持っていました
5-6枚とるとばふぁーがいっぱいになり
待たされましたけど
アルファ900みたいにメデイアがあるだけ撮影できるカメラもストレスがなくていいです
今日ハッセルのデイスタゴン50ミリが届きましたK10で撮影しました逆光ではフードがないのでさちりますが
巡航なら素晴らしい描写をします重たいレンズです
Posted by 星桃次郎 at 2012年11月08日 19:56
星桃次郎さま
こんばんは^^
Aシリーズは、比較的動作が速くて、現在の使用でも、さほどストレスは無い方です。
比較的ノイズが多めなのが欠点ですが、低感度しか使わないので、さほど問題はありません。
7は使ったことがありません・・
最近、新しいカメラに飽きてしまって、古いのを引っ張りだして使っています。こちらに飽きたら、また新しいのを使うかもしれません。
レンズ楽しみですね^^
古いレンズは逆光弱のが多いですが、基本的に誇張の無い描写のものが多くて良いですね^^
Posted by 中村 at 2012年11月08日 20:17
こんばんは写真コンタックス645
価格コムに挙げています
ご覧ください
Posted by 星ももじろう at 2012年11月10日 00:45
星桃次郎さま
見つけました。
上品な写りですね^^
Posted by 中村 at 2012年11月11日 15:15
こんばんはありがとうございます
Posted by 星桃次郎 at 2012年11月11日 22:52
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