2022年10月24日

能力の一般化

学校やら、何らかのセミナーなどでよく聞かれる、偉人の話、「こうすればこうなる」こういう話に若いころはよく振り回されていた。思うに、そういう人たちは、特殊な運と才能を持っており、同じようになれる可能性は、限りなく0%だと思われる。実際、そうなっている人を周りに見た人は、どれほどいるのだろう?
SNSなどを見ていると、タイムラインに偉人たちの格言をよく見る。今のぼくならば、それの実現が100%不可能な事を知っているので、クスっと笑うか、即スルーという感じだろうか?

偉い人の言った事なんだから聞きなさいというが、それは一般化できるものではない。
生まれた時期、場所、家、そして遺伝までもそれに関与する。真に受けると、かなりの高確率で、かなり無駄な時間を過ごすことになる。
個人的には、それは、生きている人が言っている場合は、そこに更に利益を集中させるため、亡くなられている方の場合は、それを語る人に利益を集中させるための行為のように思われる。

もちろん高い志を持つという意味では、向上心には繋がるかもしれない。その向上心以外は、自分で物事を考える必要がある。
ぼくが、何かを教えようとする場合、この格言というものが邪魔になる。が、それに乗っかれば多くは一時的に関心するために、やめられない人は多い。そして、おおくはそれをやっている。しかし、残念ながら、言っているようにはなっていないということだ。
当然だ、体力も知能も生まれた場所も時代も違う。そして、時間の流れも以前のように緩やかではない。
posted by 超画伯 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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