2019年01月10日

コボウシインコを2年半飼育してみた感想

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コボウシインコの緑山、通称ドリヤマ♂を飼育しはじめて、あと半年ほどで三年になるのですが、なんとなく性成熟したので、そこまでの感想でも書いてみようかと思います。

顔は覆面レスラーと言いますかチキンジョージ博士と言いますか、なんとなく小さな人間が被り物をしているような姿になりました。

まず、雛のころの話ですが、非常に好奇心旺盛で、将来を期待せずにはいられない、物覚えの良い仔でした。
まず、美的感覚が鋭いらしく、音楽や絵が大好きだったわけです。
猫などの動物の絵を触るので、それが何なのか教えてやっていました。

一羽でいることが、とにかく不安らしく、人が見えなくなると、ギャーギャー鳴いて、そういう意味では非常に騒がしい鳥でした。

それから半年後、最初の言葉を覚えます「こんにちは」とても高くて可愛らしい声でした。
あと、カラフルなおもちゃなどで遊ぶのが大好きで、これは将来、とんでもなく賢い鳥になるだろうと思っていたわけです。

そして・・

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コボウシインコ(ドリヤマ)は成長し、ついに反抗期に・・生後、約二年の話です。
ドリヤマ本人は、自分が鳥であると認識したところまでは良かったのですが、どうやらオキナインコであると勘違いしたようです。
反抗する対象は人間ではなく、オキナインコのオクラ・・殺さんばかりの勢いで、猛烈に襲うようになってしまいました・・
そして、性の目覚め・・恋愛対象はオキナインコの宙太郎♂になってしまいました。
ドリヤマは、完全に自我を失い、本能のまま宙太郎を守る対象に・・人間だろうが、鳥だろうがお構い無しで襲い掛かるようになってしまいました。
更に言語も喪失・・
飼い主は、毎日流血の惨事であり、ドリヤマは興奮状態で目の瞳孔が動きまくり・・
困った・・言葉も忘れて、オキナインコ♂をパートナーにしてしまい、近寄るものは何にでも襲い掛かる毎日・・
もともと弱っちい性格で、ウロコインコにいつも泣かされていたドリヤマですが、オオハナインコ♀にすら襲い掛かる猛獣に・・
でも勝てないと思います。オオハナインコ♀は勇猛なので、コボウシがどんなにやっても勝てないと思います。
そのあたりの冷静さもなくなってしまいました。

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困り果ててしまったのですが、このままでは手に負えないので、宙太郎の近くから引き離すことに。
すると不思議な事ですが、以前の若き日のドリヤマが帰ってきました。
どうやら、この鳥は、ペアリングした相手の前だと、それを防衛するために狂暴化するようです。
隔離した部屋では、以前の弱っちくて可愛らしいドリヤマさんが戻ってきたわけです。
1か月ほど、宙太郎から離して、また会わせてみたのですが、再び狂暴化・・どうやらペアは、少々の事では解消しないようです。それに宙太郎もまんざらでもない態度をとるので、余計に手に負えません。
残念ですが、この二羽は別々に飼うことにしました。

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それから、寝床にも遊びにも連れていく毎日・・
作業をするときも、いつもそばに置いていました。
徐々に言葉を取り戻していきましたが、以前ほどではなく、少々本能に支配されがちな鳥になってしまったように思えます。
そもそも感情のパターンが他の鳥や動物とは大きく異なる感じで、色々な意味で変な鳥ではあります。
喜怒哀楽はあるのでしょうが、他の鳥のような、人間でも理解できるものとは異なる感じです。
一言で言えば変な鳥です。
本能に支配された感じなので、知性の面では、他の鳥とは異なる感じではありますが、幼いころのことを思えば、知能は高いのだと思います。おそらくホルモンバランスの関係で、思考がコントロール出来ない状態でしょうか?

その間、ほぼ同時に飼い始めたウロコインコのパキラは、喋る言葉の数では追い付いてしまいました。もちろんTPOも理解したお喋りをするレベルに。
関係的には、パキラが兄貴分でドリヤマが弟分です。というのも一緒に育てたので、仲は良いのですが、争うと必ずパキラが勝つのです。餌の順序もパキラが先なので、完全に順位が出来ている感じでしょうか?
現状では、知性でもパキラが上をいっている感じで、色々なことを理解している感じでもあります。
普段は、くっついたりして仲良くしている二羽ですが、オキナインコを見せると、殺し合いの勢いで争いはじめます。オキナインコの周辺がドリヤマのテリトリーになってしまい、近寄る者を見境なく攻撃するのです。
当然本気で争えば体格で勝るドリヤマが勝つのでしょうが、普段の序列の関係でパキラは引き下がりません。
本当の殺し合いになるため、やはり、オキナインコと会わせることはしないほうが良さそうです。

ここで一つ思ったことですが、ドリヤマが、自分をオキナインコだと認識したことは、飼い主にとって良かったことだと思っています。
もし、自分を人間と認識したならば、恋愛対象の人間とはベタベタな関係になるでしょうが、それ以外の人には猛烈な勢いで攻撃するでしょうし、それこそ手に負えない状態になってしまうかもしれません。
ただし、恋愛対象とコミュニケーションをとろうとするので、言葉は多く覚えるかもしれません。

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では、この鳥が、単純に大変なだけの鳥かと言えばNOで、インコの中でも変で愛嬌があって可愛らしい鳥です。
飼い主がいなくなると鳴きわめきますが、一緒にいるときは静かで、ほとんど鳴きません。
で、時々言葉を話しかけてきたりします。
当初は、うちでも二番目に喋る鳥でしたが、今では下から二番目になってしまいました。
一人になるのが嫌な反面、人がいる時は我が道を行く感じで、好き勝手にやっています。
ただし、他の鳥ほど、破壊工作はしません。
天井をぼ〜っと眺めていることが多いです。
頭を掻いてやると、とても喜び、三秒後には物事を忘れるのか、突然怒りだしたりします。それも忘れて、次にはまた掻いてくれという感じ。
体を触られるのは好きではありません。
他の鳥に負けても、その鳥を怖がりません。忘れているのかどうかは分かりませんが、普通に近寄るので、他の鳥も一緒にいることを許しています。どうやら、鳥は追っ払っても逃げない鳥に関しては深追いしないことが多いようです。

コボウシインコの飼育についてですが、マニュアルでは対応しきれないタイプだと思います。
飼育の面では、中型インコということになっていますが、感覚としては完全に大型カテゴリーだと思います。
破壊力も同等だと思います。噛む力はとても強いですし、ボウシ特有の特徴ですが、突然キレて噛みついてくることがあります。
そういう点を考えると、オキナやウロコよりもワンランク上の飼育スキルが必要かもしれません。
反抗期に狂暴化することもあると思いますが、飼い主が色々と工夫してやらなければならない事も多くあると思います。
マニュアルばかりに頼るのではなく、色々な環境を見せてやることで、どうすれば落ち着くのか試してやることも必要でしょう。
ただ、色々と関わっていくうちに、とても愛着がわく鳥でもありますので、そうなれば長年のパートナーになるのではないかと思います。

これから、いよいよ性成熟が完了していくと思いますが、安定したらどんな鳥になるのか楽しみではあります。

posted by 超画伯 at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物・ペット
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