2018年12月25日

クリスマスチキン うつ 個人的終末

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メリークリスマス
残念なことに、今年のクリスマスも鬱状態でむかえました。
ですが、まだうつ病という段階までは進んでいないと思います。
急性期ならば、文章どころか、質問にもまともに答えられなくなります。
これ以上進まないことを祈ります。

うつ状態に陥ると、著しく頭の回転は悪くなるのですが、見えなくても良い現実は見えてきます。もちろん、平常時ならば、現実を知っているとしても、それをガードすることが出来るのですが、それが出来なくなります。
チキンを見ながら終末的な考えに陥ったりもして、何故この世が地獄のようなところなのか考えてしまうのです。
自分の中に終末的なものを感じると、同時に懺悔の気持ちが恐ろしく強くなります。自分の悪行を悔いるわけです。

そういえば、20世紀末には終末思想的なものが多く流行りましたが、それは愚かな人類の所業を最後に懺悔するというものが多かったような気がします。
終わりが近づくと、そういう心理になるのでしょうし、そもそもその終末そのものは人類の所業によって起こるという考えのもとにあったことも関係あると思います。
そのことは、ある種の心理的ストッパー的な役割も果たしていたのでしょうし、平和のための努力であったり、環境に対する意識だったりを高める要因にもなっていたような気もします。
人間の競争力は凄まじく、単体で世界を滅ぼす能力を持っているという意識も強く、食という残酷な行為によって自分たちは生きているという意識も、今よりはあったかもしれません。
結局のところ、あの完全な嘘っぱちのノストラダムスの予言も、ある種のストッパー的な役割も果たしたでしょうし、信じていない人も無意識的に何らかの終わりが来ないようにと感じていたように思います。
その、生命が追い詰められたような、せっぱつまった意識は多くの芸術を生み出したようにも思います。そして、中には、今では見るのが辛いような内容のものも多く生まれました。ですが、社会(世界?)を維持するためのバランスを保とうという意識がその中にあったように思えます。

ですが、予言は当然ながらはずれ、その後は何かが外れたように、色々な意味で、現実を見せなくなったような気がします。基本的に、人間がもたらす悪のようなものは、以前よりもはるかに蓋をされてしまいました。
終末は無かったのだから、もっとバラ色の世界を見せてくれというような意識も生まれてきたのかもしれません。
どちらかと言えば、人間の素晴らしさとか、この世界の素晴らしさとか、守られていることが前提の、あまり考えないことの推奨とか、そういったものが、もてはやされて、いよいよ考えなくなくなったような気がします。そんな事よりも、集金や搾取の方法を考えて清い言葉でそれが分からないように人を集める方法を考えろ、相手には考えさせるな・・という感じで、とにかく考えない事を推奨しているように思えます。
正直、世界を持続できるレベルでのバランス感覚も失っているようにも思えます。
社会が抱える問題から目をつぶるような方向に向かい、過度な競争も激しくなり、それからすら目をそらすことが推奨され、それを見ないまま意識だけ高く持つように、社会そのものが洗脳されてしまっているように見えたりします。
意識を高めることは、個人の生産性を上げるということなのでしょうが、それによって何かを得るわけでもなく、営業成績が上がったとか、それを誉として満足せよという感じになっていて、基本的には、猛烈な勢いで上から吸い上げられているだけのような気もします。

ヒエラルキー.jpg
なんにせよ、自分も、何らかの搾取をしなければ生きていけない世の中で、適当に描いたヒエラルキーですが、自分よりも下の階層には不幸を強いるような世界に生まれてきてしまいました。ぼくは、基本、生き物しか食べれないように出来ているのです。
チキンを見ながらそう考えたりするのですが、まぁ、ぼくも何かに隷属していて、それが覆らないことも分かってきましたし、こうしてうつ状態になれば、自分のために死んでいった、何億の命に懺悔したりするわけです。
うつでさえ、猛烈に苦しいのだから、死の苦しみは計り知れません。
たぶん、この世界が地獄なのだろうと思ったりもします。
感謝とかしても死んだ者も搾取された者も、思考できるとして、それを納得することは無いでしょう。
うつと合併症で死にかけたとき、ぼくの脳はそう言っていました。

感謝というのは自己満足なのかもしれません。ですが、そうして思考を閉じることで、都合の悪いものは見えない、聞こえない、考えないようにして、ぼくは生きながらえているわけです。
通常時の脳には、虚構の美しさを見せる、バラ色のフィルターがかかっていて、それが生命維持装置として働いているのです。

うつ状態での忘備録です。

posted by 超画伯 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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