2018年10月18日

NEEWER 35mm F1.2 が良すぎる件

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NEEWER 35mm F1.2
数か月前に購入したこのレンズなんですが、個人的に良すぎる感触です。
光学レンズというものは、そのクセを無くす方向で進化しているわけですが、それと同時にある種の表現力を失ってしまっているようにも思えます。
きっちりしていますが、何か面白みに欠けて、特にスナップではつまらない絵を連発してしまいます。
なんですが、このレンズは少々違いまして、何かを撮ったら意外な顔をみせるのです。

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NEEWER 35mm F1.2
思うに、ミラーレス機という最新のデジタルカメラで、フィルムのトイカメラのような写真を撮れるという感じです。
そのくせ、歪曲収差に関しては異様に優れた補正をされていて、絞ってきっちりした写真を撮ることも可能というところです。
もの凄く表現の幅が広くて、正直フルサイズ用のレンズでもここまでの幅はなかなか出ないのではないかとすら思えてしまいます。

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NEEWER 35mm F1.2
このレンズで撮った写真をプリントしてみると、更に感動します。
フィルム写真に見えてしまうのです。
最大の欠点である、異様なまでに弱い逆光耐性すら利点に変えてしまう魔力を感じます。
ここまで弱いと、それが明確な個性になってしまい、これでなければ撮れない写真というものが出てきます。

NEEWER 35mm F1.2
動画も撮影してみました。
8mmフィルムカメラの被写界深度が浅くなったような、独特の映像を撮ることができます。

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NEEWER 35mm F1.2
時として、荒れていながら滑らかなボケが、油彩画のような表現をします。
玉ボケは些細なことで発生して、それがボケに乱れを生むのですが、この感じは嫌いではありません。同じくNEEWER 32mm F1.6も同じような傾向があるのですが、ボケとしてはこちらのほうが特徴があり、非常に滑らかで安定したものから、玉ボケに溶け込んでいくような描写、荒々しく乱れるようなボケなど様々ですが、意外なことにそれが嫌な感じではありません。
これは個人的趣向もあると思いますが、他でこれが出来ない以上、個性になります。

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NEEWER 35mm F1.2
明るいレンズなので、当然夜間撮影にも強いです。
あと、このレンズはコントラストが低く、特にF値が低いと、その低さが際立つため、夜間の影の部分が暗くなりすぎません。それが、最近のデジタル用レンズでは出せない絵を生み出すことになります。あと、これはコントラストを上げるなり、設定で従来のレンズのようなコントラストを出すことも可能です。
必ずしもコントラストが高ければ良いわけではないというのも、このレンズで知りました。

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NEEWER 35mm F1.2
色は強めの寒色系ながら、固いという印象はありません。
表現は柔らかく、それでいてピントが合っている部分は解像します。
ここで撮っている写真は開放での写真が多いですが、絞れば普通に解像します。

最近、中華レンズを数本手に入れているのですが、一番気に入っているのはコレ。体調が悪くて、なかなか写真を撮りに行けませんが、何かとこれをいじっています。
何をどう撮ればこうなるという想像も面白いのです。通常のレンズと色々とルールが異なるという印象です。
当然ぼくも、仕事で使うのは日本メーカーのものがほとんどですが、それらは癖を極限まで減らそうとしていることが分ります。あと、基本通りに撮れるので安定しているため、仕事には向いているのです。
ただ、表現という意味では面白くなくて、最近写真を撮るのも面白くないなと思っていたところでした。
どうこう言いながら、まだ数回しか使っていないわけですが、一度これで旅行でもしてみたいな〜とも思います。

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NEEWER 35mm F1.2

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NEEWER 35mm F1.2
ルノワールっぽい。

レビュー


posted by 超画伯 at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真日記
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