2018年02月09日

消えてしまった

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今日は、入院から2度目の外泊
前回は家族がいないと帰れない状態でしたが、今回はバスで帰れました。
前日、また新しい作品でも作らないとなとやっと思えたところですが、頭の中にあったいままでの価値観は崩れてしまいました。
今まで興味があったことにも興味がなく、面白いと思っていたものも面白くなくなりました。
これはうつの症状らしいですが、今のぼくには永遠のように感じてしまいます。
何かの発想は、なにかしら、それが面白いと思ったから心に留めていて、それを具現化したものが作品だったりします。
そういったものは、今の自分からは消えてしまいました。

時間がとても長いです。退屈という感覚はあるのですが、面白いことがないので、どう過ごしていいのか分からない状況です。
無駄に時間を過ごす嫌悪感を感じます。
では、これを形にすれば良いのかといえば、NOでしょう・・空虚すぎて絵にならないのです。
平常時には頭の中にはバラ色のフィルターがあって、それを通して人は世界を見ています。それが無くなった時の世界は例えようのない厳しさで、ただただ自分を責めてきます。

とりあえず、自分の限界を知りました。これ以上は頑張れないというサインです。精神論ではどうすることもできず、むしろ、その精神論が自分に破たんをもたらしました。

話を繋げることができません。ならば、また断片を作り続けるのか・・ぼくの最初のアニメーション作品「ぼくのまち」は精神病で崩れてしまった心の断片を繋ぎ合わせた作品です・・そこには何かヒントがあるのかもしれません。
病気の治癒には年単位の時間が必要な可能性もあると言われました。
その間出来るのは、心の中に転がっている断片を描くこと。まぁ出来ればの話です。とても出来る自信はありません。
出来るかどうか分からない作品の断片を描き続けるのは、それは苦しい作業になるからです。若いから出来たという事もあります。ただ、そこに光があるような気がしなくもないのです。

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