現在起こっている事に関しての問題として、現体制側の問題を指摘した人がいた場合、その人が集中的に人格否定されるという現象があった。これは、一般的にも使われる手法だが、「だから、あいつの言うことは間違いだ」という印象操作の手法だったりする。
例えば、菅野完氏などによる日本会議に関する指摘や、有田芳生氏による統一に関する指摘などに対する反応など数知れない。あと多くは、まず韓国の印象を下げ、その韓国と結びつけてのレッテル貼りだ。一つ言わせてもらうと、今や日本のほうが韓国よりも腐敗していると感じる。これは味方かどうかの話ではなく、客観的に見てそう思うという話だ。個人的に、ああいった儒教の国は好きではないが、概ね自力で民主化したところも評価できるところだろう。
実のところ、事実は、言った人の人格によって変わることは無いということだ。そもそも、その人格否定そのものも下品であり、信用におけないものだと理解しておいたほうが良い。匿名であれば尚更のことだろう。
こういうイージーな罠にも、案外すぐに騙される人があまりにも多いため、ここに書いておく。そもそも、妙な差別意識が無ければ、そういうものにも引っかからないとも思えるわけだが。