2021年08月31日

SNSの問題、もし自らの作品にソフトパワーを求めるならば


この記事に関しては、別サイトに書きました。
今後のぼくの方針など含めております。
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2021年08月30日

ワクチン陰謀論ってのがあるの?

というか、中年、老人のネット耐性の無さは異様なものがあるし、ネットリテラシーがどうのとか言ってた連中が、ネットの中で歴史の大いなる無駄知識(嘘)を勉強して、ネトウヨになるとか、ムーがどうとかのレベルではない。いちいちカルトに陥るのは何故なのか?これでは、少年時代に、ささやかにムーを信じていたのが可愛らしいぐらいだ。なんと、責任のあるものが、何でも人のせいにすることが、まかりとおる時代になってしまった。

ワクチン陰謀論に関してだが、ぼくが知る限り(見える範囲)では、スピリチュアル、ネットワークビジネス、宗教、ネトウヨ、左翼などの一部にそういうのがいるぐらいは分かっている。
勿論、異物を入れるのが嫌なのは、ぼくもそうだ。リスクも高い。
確かに、満足な治験も出来てないような、中途半端なワクチンではあるし、コロナの性質を考えれば、永久的に効くようなものを作るのは不可能なのは分かる。
しかし、ワクチンで三年後に死ぬとか、北斗の拳じゃあるまいし、あまりにもカルトではないか?
というか、文化人風の人間に、こういうのが多いのには、ある種の失望がある。勿論、以前から何かを期待していたわけではないが、もう少しどうにか考えてほしい。そもそも、何故そこまで二元論なのか?多様性とか、やはり流行りで言っているだけなのか?
自称文化人には、コロナとか嘘とまで言う連中もいる。いや、そういうので、世界中で、ここまで死人は出ないでしょう?人の命を何だと思っているのか?
しかもこういう連中が、何故か無い知識をひけらかして、オラついているのは何なのか?(ネットで)学者より賢くなったと勘違いでもしているのではないか?(ネットで)すべてを知り尽くしたとでも言うような、全能感は何なのか?
コロナは、ただの風邪だといえばそれはそうだ、風邪の一種だ。ただ、その風邪が異様に強力なだけに厄介なのだ。それでいて、致死率は高すぎる事もなく、人々を油断させる力がある。その両側の性質も考える必要がある。一方に寄りすぎてはおかしくなる。
そもそも、特効薬にせよ、ワクチンにせよ、ただの風邪を今まで克服出来ていないわけだ。
ぼくも、慎重派かと言えばそうだが、極端な意見は聞くべきではないと思っている。今をしのぐだけなら、ワクチンは、ある程度有効だろうし、どちらにせよ時間稼ぎは必要なのではないか?
ともあれ、最終的には本人の判断次第なのだろうが。

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(SONY α7U/SIGMA 24-35mm F2 Art)

少し倫理観について書いておくが、基本的に、このウイルスは人にうつすべきではないということだ。それを望まない人は大半なのだ。オラついている文化人がいるが、彼らはその事を理解しているのだろうか?
実際のところ、これからの時代に、危機は更に起きると思う。世界は繋がりすぎたのだ。ぼくは以前から、繋がりすぎるのは、良くない結果を招くと言ってきた。しかし、世界は繋がりすぎた。ぼくは、合言葉としての「繋がり」という言葉が、いつしか嫌になっていた。ある意味、スローガンについて疑いを持つことが無く、ほとんどの文化人は、それを合言葉にしていた。彼らが想像した結果出てきた言葉ではなく、ある所で出てきた合言葉に皆が従った。
実のところ、近年新種のウイルスの話はよく聞くが、これは、人間の行動が拡大して、自然界への侵食が深まった事、あと人の密集によるウイルスの伝達力が関係あると思う。陰謀論も良いが、それでは、今後来る危機を乗り越える事は困難だと思う。陰謀を疑わなくても、自然界の原理として、未知のウイルスは今後いくらでも出てくる。構造というものを想像できるだろうか?一つの言葉を鵜吞みにするのではなく、連動して動く世界を想像する力。安易な責任転嫁で救われるのか?実際に環境も激変しており、それに対する危機を乗り越えるすべを考える必要がある。正直なところ、コロナは序の口にすぎないのではないか?
少なくとも、多くの人たちは、危機を望んではいない。望まない人たちに対して、個々の倫理観が試される時代に突入していると思う。それを理解できない者は、いわゆる反知性に他ならない。
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2021年08月28日

少しばかり頑張る必要がある

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CANON EOS R/CANON LENS FD 50mm F1.4

体力を散々奪ってきた制作だが、ここにきて、また少しばかり頑張る必要を感じている。
作品の作り方は知っている。おそらくは、知識では得られないものを掴んでいるのだから、多少の身を削れば、まだそれなりの強度の作品は作れるだろう。
ぼくの時代は、子供のころはまだ根性論の世界だったが、そこに自閉症スペクトラムが入り、それに邪魔をされる事で、非合理ながら、心の歪みのようなものを得ている。たぶん、それがぼく自身の個性なのだろう。どう考えても無駄が多いのだが、壁を超えようとする精神だけは異様に強くなった。
出来ないことがあまりにも多かったからだ。
たまたま得た、想像力だけで、物事を見れるようになってきている。無限ではないが、まだまだ限界は上がっているように思う。脳というものは面白いものだ、色々な力を隠し持っていて、ほとんどの人は、それに気がつく事もなく一生という時間を過ごしているように見える。
無駄な努力を多くしてきたが、もう少し頑張ることで、無駄ではなくなるかもしれない。その無駄こそが作品を作り出すための養分になっていると思う。頑張らなければ、それに意味を見出す事などできない。
もっと楽な方法があることも知ってはいるが、残念ながら、幼少期に身に染み付いた性格で、それが出来ない。今風に言えば、ただの馬鹿なのだろうが、実際のところ、最後に壁を超えるのは精神力でしかない。
作品に関して言えば、何を作っても陳腐に見えるようになった。けど、それが良い事も気がついている。ちょっと良いぐらいで、それが良く見えてしまっては、それ以上のものが作れないからだ。
淡々と身を削りながら作り続けることで、それなりの作品は出来る。
不利な状況である事は、作品には良い事だ。平穏な時期に思いつく事は少ないし、弱い。だから、それに甘んじれば、所詮は他者のパクリにばかり陥る事になる。
只のオタクの話もいらない。やはり時間の無駄でしかないし、後に生きる無駄ですらない。
posted by 超画伯 at 04:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真日記

2021年08月25日

三国志 Three Kingdoms みました

アマゾンプライムビデオで、あなたにオススメと、半月ぐらい前に出ましたので、気になって、それからコツコツと観ておりましたが、これまで知っていた三国志の中でも、最高傑作だと思いました。2010年作品とのことで、中国のテレビシリーズという感じです。日本で言えば、大河ドラマのようなものに相当するでしょうか?

日本で三国志と言えば、横山光輝のマンガや、吉川英治の小説が有名で、どちらかと言えば、劉備というか蜀目線で、正義の劉備や諸葛亮による、賊軍曹操、司馬懿成敗を描いた、勧善懲悪ものという色が濃い気がする内容ですが、こちらは曹操や司馬懿からの目線が強い内容となっていました。

実際のところ、この当時、最も活躍し、歴史を動かしたのが魏なわけで、話としてもまっとうなところです。
それでも、大きな流れは、日本版と同じなので、分かっている人にも十分楽しめる内容なのではないかと。

2010年あたりといえば、丁度中国の経済力が日本を超えるあたりで、内容にも勢いを感じるもので、テレビシリーズとして、他の国ではもはや不可能なのではないかというスケールでもありました。

人物描写が細かく、しっかりとしていて、特に呉の魯粛、魏の曹操の描き方は素晴らしい。日本で人気の、劉備、関羽、張飛の三兄弟は、それに比べて、やや間抜けであり、諸葛亮と出会うことで、やっと日の目を見るという感じ。隙だらけで、最後は傲慢で死ぬあたり、関羽とかは、特に脳筋的に描かれていたりもします。全体的に、この三人は、肝心なところで判断を誤るわけです。
仁義だの礼だのと、乱世で劉備は固執するものの、結局は、その通りにはなっておらず、そういうものを捨て去って利用だけしている曹操の有能さが際立っています。ただ、悪人になりきれず、時々人間らしい情を見せたりするところに、なんとも魅力を感じます。特に陳宮との最後のやりとりや関羽を埋葬するシーンは必見です。制作の意図なのか、徐々に曹操が年をおうごとに成長して優しく変化していっているようにも見えます。勿論、劉備のような甘さはありませんが。

しかしながらどうでしょう?現在の中国では、曹操が人気と聞きますが、時代によっては劉備が人気な時期もあるといいます。
毛沢東が曹操が好きだったというのも、内容を見ると、なるほどと思うわけですが、例えば、始皇帝の韓非子、この教えは、徹底的な合理主義で、乱世にはめっぽう強かったものの、太平の世には向いておらず、劉邦が天下を取った後、前漢では、武帝によって、それまであまり脚光を浴びていなかった孔子からの流れの儒教を採用していたりします。それ故に、漢の末裔である劉備は、仁義や礼を重んじたということになるのでしょうが、今後の中国が、どのような状態になるのか?緩やかに人気は、劉備側に流れていくのかは気になるところです。

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2021年08月20日

ノートPC故障

最近、制作用に使っていた、ノートPCが、壊れてしまいました。
今年の購入なので、今回の故障も、あまりに早いです。何故でしょうかね?
ここ、二日間ほど、復旧作業を試みたみたものの回復はしなかったのですが、一度だけ起動に成功したので、バックアップを作成、環境とデータは救出出来ました。その後、再起動するものの動かずですが、とりあえずこれで何とかなるはず。メーカーに修理に出すしかなさそうですね。

そういえば、ここ十数年、何か制作等をやっていると、一番大事なところで、必ず制作に最も必要なものが壊れています。そういうことがあった場合は、引き換えなのか、大きな成果を上げることが出来たというのがこれまでなので、今回もそういう意味では期待です。

現在、代わりのデスクトップパソコンの復旧中です。これは、天使モドキの制作にも使ったものなので古いですが、現在の制作から考えれば十分なスペックです。というか、3DCG用だったので、今でもかなりの性能で、現行ノートよりはパワーがありそうです。

明日には直るので、明後日から本格的に制作です。
最近、新しい道具ばかり、肝心な時に壊れるので、心が折れそうでしたが、向精神薬で安定させました。
いつまでも悩むより、直せるもので動いたほうが良いですね。
古いノートパソコンも復旧させ、新しいタブレットも制作に投入です。
posted by 超画伯 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記