2016年05月30日

動物の思考

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人間は物事を考えるとき、言語で考える傾向があると思います。そこでふと考えることですが、動物は一部を除き、言語以外で物事を考えているということを考えます。間違いのない事だと思いますが、観察する限り少なくとも脊椎動物以上、あと一部の無脊椎動物にも思考があるということです。その感覚がいったい何なのかは、言語をもってしまった人間には想像しがたく、ある意味、言語をもってしまったために失われた感覚もあるのではないかと想像します。
言語に関してですが、このツールの特徴としては、物事を狭く限定して、分かりやすくする性質と、文字化することと紙などのメディアで残すことで、以後の人々にも遺伝のように知識を残していくことができる性質で、ある意味経験が無いことですら合理的に知ることができ、物事を先代に引き続き行うことが出来るようになりました。そして、過去の経験の積み重ねを更に多の経験や、自己の経験等と組み合わせたり上乗せすることで、爆発的に社会を発展させる能力を身につけたと思います。
もし、この積み重ねが無いとすれば、個体の行ってきた経験の手数というものが重要になってくるでしょう。動物にとっての思考の積み重ねは、遺伝に組み込まれた本能と実経験の手数によるものだと思います。更にそれは言語に例えることの出来ない思考によって行動を決めることになるということです。
それが「嫌だな〜」とか「美味しそうだな〜」という感覚だけのものなのか、映像化による思考なのか、それとも五感、動物によってはもっと多くの感覚をもっているかもしれませんが、それによる複合的なものなのかは、言語があるがために、色々と感覚を失ってしまっているぼく自身には分からないところです。分かることは、彼らが間違いなく思考をもっているということだけです。
時々考えることですが、ぼくはそれでも、言語以外の思考をたまに使っているということです。根拠となるのは視覚芸術としての作品で、ぼくの場合は、最初から決まった形で現れてきて、最初から世界観は完成されたもので、コンテも参考スケッチも持たないことが多いということです。


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これを特殊だと考える人もいるようですが、人が動物として進化してきた以上もっているはずの感覚で、ぼくの脳構造と何か関係があるのかもしれません。
こういう感じで、感覚的に危険だ!と感じたものを作品として表すこともあります。最初は、なぜ危険なのか分かりませんが、とにかくこのままだと、将来的に自分の身にも何か起こるかもしれないという感覚に襲われるということがあるということです。そして、その解決策としての作品が出来たあとに考えるのですが、その時に行うのが言語化でしょうか・・当初は言語があるわけではなくて、当然ながら、コンセプトのように、物事の行く先を限定する”言語”を持ち合わせることなく制作を行います。言葉は大きな空間を捉えることが難しいため、これを使う場合は、意味を凄く狭めて限定してしまいます。ある指標としては良いかもしれませんが、将来を決める場合、言語の意味に限りがある以上、ありがちな決定を行ってしまうために、独自の世界観を出力する以上は、本能的に避けるようになりました。ぼくにとっては、脳内に無数にある引き出しのサーフィンのほうが重要で、この時にニューロンを情報が通過する上で、複合的に組み合わされる構成こそが作品だったりします。そしてそれは、言語ではないかもしれませんが、原始的な感覚や行動・・「攻撃する」「逃げる」のような漠然とした決定によって統一感を持つのかもしれません。

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2016年05月23日

大本営

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http://netgeek.biz/archives/73535
舛添みたいな小悪よりも電通みたいな巨悪を叩けよ・・
マスコミが支配されてるもんだから、酷い大本営発表とごまかしばかりだな・・戦時下かよ

島アートとかに違和感感じてる皆さんは勘が良い。こういうやり方はみな同じで、イメージとしては分かりやすく一番分からない人に対して合わせることになる。TVのバラエティー番組と同じ。
当初から「淡々とした分かりやすい表現」とか「みんなが幸せになるようなイメージ」とか、綺麗な言葉で作家を洗脳するが、実のところ、資本による支配と密接に関係があるように思える。支配するなら、そこに住む住民が馬鹿であるほどやりやすい。
一見綺麗な言葉で、意見を言えないよう、考えないように誘導している。TVでキャンペーンすることで、さらにこういうことを強固にする。
現在の対立軸の本質は、上下の階級にある。グローバルな世界を利用した、莫大な租税回避がある以上トリクルダウンは無い。さらに、それは共産主義同様の性善説ありきの話だ。
アートをよく観察することをおススメする。グローバルな繋がりを強調する作品は実に多い。そして、その選別が、あまりに露骨であるならば、誰が行っているのかも調べてみる必要があるだろう。
左右のつまらない争いを見れば良い・・同一階級上で、絶対に解決できない捻じれを作り出し、許された範囲のみで争っている。実に幼稚であることに気が付かなければならない。
それを隠そうとする自称文化人には注意すべし。独立性を持てない作家には限界があるし、こういうケースで機能しない。それにアートとしての価値があるだろうか?
アート等の免罪符を利用したテクニックについて、今一度考えるべき時期だ。
以前は、時代劇等でもあったが、「美味い話には裏があるんだよ!」とか、そういうセリフが聞かれなくなって久しい。

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2016年05月18日

白い闇

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前から言っていたことではあるのですが、美しい言葉で世界を埋め尽くせば、世界は変わる(良い方向に)というニュアンスの言葉が横行し始めたのは、ぼくの記憶では90年代ごろからで、グローバル社会とか言われ始めたころ・・これについて長年違和感を感じてきたことが、現在の作品に繋がっているかもしれません。
直感的に感じたことは、これが実現すれば、人々は思考を失い、現実世界は腐敗の温床になるということでした。理由は簡単なことで、仮に光が当たりそうな話ばかりをすれば、多数派に流されやすい日本人の多くは、それを行うことになって、闇の部分は語られなくなってしまいます。
この流れは、ネット社会になってより顕著になって、互いの監視の中、実名では闇を語りにくくなったこととも関係が深いと思います。
そして、そういうものは、匿名でのみ行われる社会になりましたが、信頼性は低く、実社会では語られにくい内容とされる感じで、噂等でも操作され、ある事無い事語られるようになる事に至り、ジャーナリズムや、こういう作品による指摘のような、本来芸術ジャンルでも行われるべき行為は何らかの形で攻撃されることになり消えていったように感じます。
その中で、以前の日記にも書きましたが、旧価値ともとれる古い価値観の中でのみ世の中が語られるようになって久しいのではないかと思えます。

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ぼくが日常的に言っていることですが、光だけの世界もまた何も見えない世界なのです。ものには影が無いと見ることはできません。
以前、目が見えない方に、それはどういう感じの世界なのかを聞いてみましたが、「真っ白だ」と言われていたことを思い出します。仮にそこに影が見えれば、何らかの形で世界は見えるだろうということです。
残念なことに、この見えない世界は多くの善人を装う人々に利用されたように思えます。綺麗な事を言う人=良い人なわけですから、誰もがそれに乗るでしょう。そして、悪い面は”癒着→繋がり”のような感じに言い換えられ、語られない世界では、腐敗も当たり前となり現在に至ったのではないかと思います。
それを更に利用して、例えばメディアを使って共通の意識にすれば、仮に事実としては悪化している場所ですら、良いことになっていると書き換えることも可能だということです。当然ながらメディアには自浄能力が問われるところですが、癒着世界の中で独立性を保つことは難しく、更には自ら洗脳した民からも監視され、鎖に繋がれ共犯である以上、闇は国内においてのみ隠蔽されて、この国の腐敗を世界にさらけ出す結果となるでしょう。
白い光だけの世界もまた闇ということです。

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posted by 超画伯 at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マウス画伯関連

2016年05月09日

奈義町現代美術館 「ぼくのまち」「蟻」「天使モドキ」上映

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奈義町現代美術館/ミュージアムxナイトにて、2016年5月28日、「ぼくのまち」「蟻」「天使モドキ」の三作品が上映されます。
詳しくは以下をクリック↓
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/news/museumxnight2016.html
よろしくお願いいたします。
posted by 超画伯 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 上映会

2016年05月06日

物騒なのだろうか・・

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TVは、そもそも見なかったのですが、実家に帰ったため、見る機会が増えました。見れば見るほど気持ち悪い洗脳ツールに見えますが、ネットもどっこいで、世の中洗脳合戦という感じですね。
見てると、世界情勢としてはよく出るのは北朝鮮とか中国とかアメリカ(大統領候補のドナルド・トランプ関連)のことが多くて、もはや北朝鮮に関しては、ほのぼのニュースに見えるような感じ・・お茶の間の友という感じでしょうか。まぁ、時代劇の悪者的で様式的に分かりやすいからかもしれませんね。
中国に関しては少し笑えるのは、日本のテレビが、パナマ問題を必死に中国の問題にすり替えて、遠い世界の問題のようにしていること・・確か日本は、そちらに預けている額が世界で2位との情報もあるので、すごく無理があるのですが、滑稽極まりなく、これを見て中国悪いな〜とか言ってるとしたら、かなり間抜けな問題ですね。
で、気になるトランプさんなんですが、これはかなりエンタメ色強く、さすがテレビの司会者でもあった人物だと思います。
このトランプさん曰く、金を払わないと米軍を引き払うらしいので、これはかなり面白いニュースになっているのではないかと思います。まぁ日本には保守と革新、右と左にかなりの歪みがありますので、一気に矛盾をつかれてる気分にもなり、すがすがしくもあります。
思うに、国内のもろもろの意見は、アメリカの占領ありきで動いていたため、なぜか保守も右も混乱で、左も混乱という感じかもしれません。米軍が引き払うのだから、特に沖縄在中の左派は飛び上がって喜ぶべき事案で、これを応援する他はないと思えます。
右も、これで外国の軍隊が出ていき、自治が可能になるのだから大喜びだと思うのですが、妙に不安がっているように見えるのは滑稽です。右だろうが左だろうが、普通の国家観があれば、この件に関しては実のところは当たり前のことを言っているだけだと思えるはずなんですが、今がすべてと考えればバカな事をいっていると感じるかもしれません。とはいえ、遅かれ早かれいずれは来る問題だと思います。
今のところヒラリー氏が有利だとは思うのですが、現在のメディアに洗脳漬のアメリカ人の回答としては怪しいもんで、未だにアメリカンドリームを夢見る層からは、トランプさんは支持されるのかもしれません。思うに大金持ちが、そういう層を本気で救うとは考えにくいですが、立場が弱くなるほど強そうなものに巻かれたがるのは日本もアメリカも似たようなもんらしく、更には国は信用できないという言葉が蔓延してるので、なおさらそれ以外の力(金持ち)にすがるというのも分からなくもありません。それに、メディアを通して金持ち信奉キャンペーンはすさまじいものがありますし、セミナーとかも凄いですよね。宝くじを当てるようなものだと思いますが、お仲間に加えていただけたらありがたいですね。勝手に仲間気取りの下層民ほど何故か熱狂するし、世論を形成するのは面白い現象ですが・・
国が信用できないから何故か外国という国を利用して脱税するという大義もあるのだろうし、そうなれば国は弱体化・・ボーダレスの世界で富の再分配もまともに行えなくなるだろうし、後にテロリズムについて思うこと書くけど、治安の維持も大変です。今の新自由主義の世界は長くは無いように思えます・・普通に。

すこし話題は変わりますが、少し前にTVで人気のあったイスラム国とかアルカイダなんですが、冷静に考えればグローバリズムが進むとともに勢力を拡大してきました。テロリストの言い分を聞くな、考えるなが鉄則だとメディアが言うので、余計に考えたくなるのですが、これって既に世界的に階級闘争が始まっていて、それを抑えるためにテロとの戦いとか言って、更にはテロリストについては意味不明な存在として考えないように導いているんじゃなかろうかと思えてきます。もちろん宗教関係もあるでしょうが、それだけでこうなるとも思えない状況です。問題は単調ではなくて、複合しているものですよね。TVやネットでは常に単調な回答しか出てきませんが、それは多くの場合考えるのが面倒な人が多いから、勧善懲悪世界のように演出した編集をしているのでしょう。
そういうものに期待する連中は、現実世界で多くを奪われ、こちら側からしたら生きる希望を失わされた人間も多いことは想像できます。視点を変えれば・・
というのも、フランス革命だってそうだったじゃありませんか・・
posted by 超画伯 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | マウス画伯関連
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